トップ > 関東甲信越静公民館研究大会(関ブロ) サイトマップ

関東甲信越静公民館研究大会(関ブロ)

最終更新日:2024年(令和6年)11月27日

第46回全国公民館研究大会
第64回関東甲信越静公民館研究大会新潟大会

趣旨

 公民館は、戦後まもなく国民の新しい価値観である学習や生活改善のニーズに合致した社会教育施設として全国に広がり、「集う・学ぶ・結ぶ」といった開かれた場、発信する場として、人づくり、地域づくりに貢献してきました。
 それから70年以上が経過した現在、公民館が関わる地域社会にも少子高齢化、生成AIが台頭する情報化、グローバル化する環境問題や人権問題など、社会構造を根底から変える多様な課題が顕在化しています。また、度重なる自然災害の発生、さらに世界に目を向ければ戦争や紛争も多発しており、平和と民主主義を希求する公民館の精神が揺らいでいます。
 このような状況の中、これら社会の課題に対応し、地域の足元から未来につなぎ、未来をつくる公民館を創造していくことが、公民館に関わる私たちにとって必要なことではないでしょうか。これからの公民館のあり方や果たすべき役割について考え、これまで蓄積してきた「公民館のチカラ」を再認識しながら、新たな「公民館のチカラ」を創り出す一歩となる大会にしていきましょう。

テーマ

公民館のチカラ ~未来につなぐ、未来をつくる公民館~

主催

・公益社団法人全国公民館連合会・関東甲信越静公民館連絡協議会・新潟県公民館連合会・上越市教育委員会・糸魚川市教育委員会・妙高市教育委員会

主管

 第64回関東甲信越静公民館研究大会新潟大会実行委員会

後援

・文部科学省・新潟県・新潟県教育委員会・新潟県市長会・新潟県町村会・新潟県市議会議長会・新潟県町村議会議長会・新潟県市町村教育委員会連合会・新潟県社会教育委員連絡協議会・新潟県生涯学習協会・新潟県スポーツ推進委員協議会・新潟県青少年健全育成県民会議・新潟県婦人連盟・新潟県小学校長会・新潟県中学校長会・新潟県高等学校長協会・新潟県小中学校PTA連合会・新潟県高等学校PTA連合会・上越市・糸魚川市・妙高市・新潟日報社・NHK新潟放送局 ・BSN新潟放送・NST新潟総合テレビ・TeNYテレビ新潟 ・UX新潟テレビ21

期日

令和6年11月7日(木)~8日(金)

会場

全体会:上越文化会館
情報交換会:デュオ・セレッソ
分科会:直江津学びの交流館、上越市春日謙信交流館、上越文化会館、リージョンプラザ上越、高田城址公園オーレンプラザ   



基調講演

・基調講演 
テーマ 「公民館のチカラ ~未来につなぐ、未来をつくる公民館~」」
 講師 長澤 成次 氏(千葉大学名誉教授)

 講演内容    1.時代の転換期にあらためて公民館の原点と法制度を確かめる   1946年1月1日の寺中作雄「公民教育の振興と公民館の構想」に始まり、1947年の教育基本法第7条による公民館の設置義務、1949年社会教育法制定に伴う公民館の目的についてなど時系列で説明
2.地域・自治体に根差した社会教育・公民館の再定位への努力にひろがり  1963年大阪府枚方市「社会教育をすべての市民に」から2008年長野県公民館運営協議会編「信州の公民館 7つの原則」まで時系列で説明
3.社会教育・公民館をめぐる国の動き   2003年地方自治法改正にによる指定管理者制度導入、社会教育施設の複合化及び今後の社会教育の在り方と推進方策について説明
4. 未来につなぐ、未来をつくる公民館のチカラ  公民館事業を通じた市民と職員との学びあいとつながり、公民館運営審議会など住民自治の持つ可能性、職員の生き方と専門性を高めあう学びあいについて、事例を紹介


トークセッション

テーマ「私からつくる私たちの未来の公民館」 

パネラー
○長澤 成次 氏(千葉大学名誉教授) 
○角野 仁美 氏(NPO法人みらいずworks)
○司山 園美 氏(新潟市地域教育コーディネーター)

基調講演等のアンケートを参加者から募り、気になる話題について長澤教授を中心に深堀したのち
参加者同士で感想を共有することで、充実した内容となりました。なりました


分科会一覧

第1分科会

ICTと公民館

第2分科会

人口減少社会における公民館

第3分科会

学校と公民館           

第4分科会

これからの公民館

第5分科会

ひとづくり・地域づくりと公民館

 各分科会の紹介

千葉県からは第5分科会「ひとづくり・地域づくりと公民館」に袖ケ浦市根形公民館  小倉康嗣主任主事による事例発表が行われました。

地域づくりの拠点としての公民館"ねこまろ”で集まった若者のチカラ  
 発表内容  ・平成26年度実施の成人式実行委員会から「自分達が育った地域への恩返しがしたい」との希望があり、地域の子ども向けイベントを公民館と一緒になって企画・運営します。。主な事業として、小学生向けに、夏休みの宿題の補助、宿泊体験を行い100名を超える参加者がありました。
「ねこまろ」とは、がたうみんかんにあつまろうの語呂合わせから名付けられました。
 助言者からの意見 ・コロナ禍においても感染対策を実施することで、事業を継続した点がすばらしい
・若者が相談できる公民館職員がいることにより、若者の集うきっかけとなる
・陶芸、和太鼓など様々なサークルにつなげることで、世代交流の一助となる



↑このページのトップへ